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第21話

21
純喜side___


チェックインを終えた拓実とスカイが焦った様子で戻ってきた。


純「どうしたん?」

拓「それが…」



案内された部屋に入ると、ダブルベッドが2つ。


碧「ホテル側の手違いで、シングル4つの部屋じゃなくてダブルベッド2つの部屋にって…」



おいおいおい…
どうやって寝るんよこれ…



拓「男3人でダブルベッドは…きついやんな」


「めんどくさい。じゃんけんぽん!」


あなたの急な合図で反射的に出されたみんなの手。















拓「あなた、何かされたら言うんやで?」

碧「純喜くん何もしないでくださいよ?」



ジャンケンの結果、俺があなたと同じベッドを使うことになった。


純「何もせんよ!変なこと言わんといてくれる?!」




ジャンケンの後は風呂に入り、みんなで買ってきたお酒を開けた。


しばらくすると、みんな疲れが出てきてベッドに入る。





碧「もうあなたちゃん寝とるやん(笑)」

拓「めちゃくちゃ飲んでたからな」

純「俺らも寝よか」




先に寝ているあなたはベッドの端で壁側を向いている。

俺はその反対側で同じように端に横になるが、ソワソワしてなかなか寝付けない。




拓実とスカイは部屋を暗くしてからすぐ寝息が聞こえてきた。




や、どうする?
ホンマに寝られへん。



とりあえず、瞼を閉じる。



















ギュ……




突然温もりを感じる背中。






…ちょっと待て?




お腹に回された手をゆっくり退かそうとすると、先より強く抱きしめられる。





どうしたらいいん、俺。




あなたの手に自分の手を重ねて優しく叩く。



純「おい、起きて。わざとなん?」



俺の問いかけに反応しない。





するとあなたは頭を背中に擦り寄せてきた。




寝息に合わせて、身体が密着する。





もう知らんで?






あなたの手をゆっくり剥がしてすりぬける。





すやすや気持ちよさそうに寝てるやん…




そっちが悪いんやで。




あなたの頬に手を添えて顔を近づける…












だめや。
やめとけ自分。









一緒のベッドで寝るなんて無理や。
俺はスカイのコートを布団代わりに床で寝た。