無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

前の話
一覧へ
次の話

第1話

1

?「…て……お…て…」


誰かが私に何か伝えてる…


誰?何を伝えたいの?










バシッ!!!


「いったぁぁぁぁぁぁあい」

鶴「あ、やっと起きた」

木「あなたちゃんおはよう」

「ちょっと!痛いじゃん!」


鶴「お前が起こしてって頼んできたんやろ」



叩かれた腕をさすりながら床を見ると、私を起こすに使ったであろう漫画が落ちていた。


鶴「何度も起きてって言ってんのに全然起きんからや」


「なんだ。夢の声は汐恩か…」


ここは私の祖母よし乃の家。
数年前に大きな屋敷の一部を取り壊して、12部屋分のアパートを作った。

アパートは二階建てで、各階6部屋ずつある。
部屋には簡単な洗面、シャワー室とトイレが備え付けられている。

食事はいつも祖母が用意してくれて、母屋の広いお座敷でみんなでテーブルを囲んで食べている。

お風呂は広い浴場があって、入浴中は札を扉に下げて入るのがここのルール。



私は他県に住んでいたけど、高校生に上がる時に両親が海外へ転勤になったためここに預けられた。

ここに来てもう6年目。
成人も迎えてお酒も飲めるようになった。



藤原荘には私以外に、10人の男性が住んでいる。


奨くんと純喜くんは都内の大手企業に勤めていて、蓮くんはダンサーでスタジオ持っている経営者。
瑠姫くんと汐恩はモデル、タレントをしている。
景瑚くんと祥生は美容師で、木全は服飾学校に通う学生。
拓実くんとスカイも働いている。


私は大学生しながらフリーでイラストを描く仕事をしている。


ある小説の挿絵の締め切りが迫っており、朝早くから撮影がある汐恩に目覚ましをお願いしていて今に至る。