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第37話

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バタンッ!





急いで部屋に戻ってドアにもたれかかる。



何あれ!



心臓に悪いんですけど!?



あんな純喜くん知らない!!!!!





腕時計をなぞると思い出すプレゼントを交換したあの日のこと。



変な緊張はあったけど、純粋に楽しかったしお兄ちゃんって感じしたのになぁ…




"俺は一度もあなたのこと妹として見たこと無いで"




当たり前だよね…
ただの同居人だ。





チクッ




自分で思って何故か胸が痛んだ。


















時計の針は11時を指している。



お風呂の用意をして部屋を出ると拓実くんと鉢合わせた。




目が合い気まずい空気が流れる。



せっかく純喜くんに相談しに行ったのによく分からないままだし。



でもこの雰囲気をどうにかしたい。





「拓実くん。気に触るようなことをしたなら謝りたいんだけど、自分じゃわからなくて…だから教えてほしい!」



真っ直ぐ目を見て言うと拓実くんは困った顔をしていた。




拓「言いにくいんやけど…純喜くんの話とかしたやん?でも2人でいる時は、俺のことだけを考えて欲しいって思って」



「そっか…ごめんね…」




普通の会話をしてたつもりだけど、知らないうちに拓実くんを不快な気持ちにさせてたんだ。




拓「あ、謝らんで?俺ら付き合ってるわけやないし…俺の心が狭かっただけやから。あなたは悪くないよ」



「ううん。私の考えが足りなかったから…」



拓「ひとつ聞きたいんやけど…」





拓実くんがそこまで言いかけると、私の後ろでドアの開く音がした。