無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第14話

14


梅雨が明けて、夜も暑くなってきた。


夕食の後、おばあちゃんが切ってくれたスイカをお座敷にいるみんなに配る。


スイカ2つを持って縁側で涼んでいる純喜くんと拓実くんのところへ向かった。




「はい、どうぞ〜」

拓「ありがとう!わぁ、今年初スイカやわ」


拓実くんの隣に腰掛ける。


純「最近、豆帰り遅いな?」

「なんかいろいろしてるみたい」

拓「聞いてないん?」

「うん」



というか、聞いても教えてくれないんだよね
言える時が来たら言うってそればっかりで。


ぼーっと、縁側から月を眺めていると途端に部屋がうるさくなった。



蓮「豆おかえり〜。え!嘘!すごいじゃん!!!」

翔「なになに?えっ!」



そちらを見ると、帰ってきた豆ちゃんを取り囲んで盛り上がっていた。




「どうしたの?」

豆「俺、アイドルのオーディション番組に出れるって」

「え!アイドル!?すごいじゃん!」



出演が決まってすごく嬉しそうな豆ちゃん。

すごいなー!
絶対アイドルになれるじゃん!
似合うもん!

私まで嬉しくなってきた。



豆「親に連絡してきます!」


嬉しそうに部屋を後にするのを見送ると、汐恩に呼ばれた。










鶴「そんな喜んでるけど、覚悟できてるん?」


何のことだかわからずにいると、ため息をつかれた。


鶴「豆ちゃんはもうただの一般人やないんやで」













なんとなく。
なんとなくだけど汐恩の言いたいことがわかった。