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第25話

25
純喜side___






「ねぇ、聞いてる?」




両手をついて顔をグッと寄せて覗き込むあなた。






人に顔を近づけることに抵抗無いんか?


あまりにも近い。

でも俺に気がないことは重々知ってるし、意味のないことなのにこっちは反応してしまうんよ。











照れを気づかれないように片手であなたの両頬を掴むと、口がたこのようになった。






どんな顔をしたって俺には可愛く見える。




末期かもしれん。







純「何があかんの?」




あなたは俯きながら顔にあった俺の手を剥がしマッサージをするかのように揉みだした。




「利用するなんて酷いでしょ」

純「拓実本人がええって言っとるんやから」




そう言っても腑に落ちていない顔をする。








長いこと同居、片想いもしているけど最近になって初めて知ったことがある。







あなたはスキンシップが多い。






未だに揉まれている手をどうしたらいいのかわからない。






困る反面






もう少しこのままでいれたらと思った。










ガチャ



ドアが開くと現れたのは景瑚だった。





俺とあなたの手元を見て嫌な笑みを浮かべた。




景「お取り込み中だった?」

純「ノックなりインターホンなり押せや」


ごめんごめんって笑いながら言いよって、絶対ごめんなんか思ってないわこれ。



景「なんで手繋いでるの?」



景瑚が来てもまだ俺の手を揉んでいるあなた。



「景瑚くん…純喜くんの手握ってみてよ…」

純「は?」



景瑚が空いてる方の俺の手をとる。



景「うわぁ…なんか柔らかいね?」

「だよね?そんなふうに見えないのに意外と柔らかいよね」



そう言って揉み続ける2人。




何これ?