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第30話

30



拓「今話できる?」



純喜くんが部屋に入るのを見届けると拓実くんが私の手を取った。



「うん…?」



いつもと少し違った様子。




拓「俺の部屋でいい?」

「え?いつも部屋に入れないのに。いいの?」

拓「あなたやから」







言われて部屋に入るとハグをされた。



「ど、うしたの…?」

拓「ん。少しだけええ?」




小さい声で答えると少し力強めて抱きしめられる。




どうしたらいいのか分からず身を任せているとフッと拓実くんが離れた。




拓「3人でお出かけ楽しかった?」



そう話す拓実くんはいつもの笑顔だった。





「あっ!ねぇ、これどうぞ!」

拓「プレゼント?」

「うん!実は2人に頼んで一緒に選んでもらってたの。拓実くんが好きそうなもの何かなって…」



そこまで言うとまたギュッと抱きしめられる。



拓「待って…俺めっちゃダサいやん」

「ん?」

拓「こっちの話。まじ嬉しい。ありがと」





満面の笑みで言う拓実くん。

可愛くて、こっちまで笑顔に。




喜んでくれて良かった。










拓「あなたの両親って、今年の年末年始は帰ってくるん?」


部屋にあがりココアを淹れてくれる拓実くん。




「その予定だよ〜。拓実くんは実家に帰る?」

拓「うん。4日くらい帰る予定」





去年はるきくんと汐恩は仕事があるからって残ってたけど、今年はどうかな?




拓「なぁ、あなた。帰ってきたらになるんやけど、一緒に初詣行かへん?」



私の指先を軽く握って覗き込んできた。

そのお願いをしてる顔がまたすごく可愛くて…



「行く」



即返事をした。




「てかなんで、そんなに可愛いの?」

拓「かっこいいって言って欲しいんやけど」



ほっぺを膨らませて怒る。






いや、どう考えても可愛い。