第11話
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純喜side___
純「〜♪」
ガサガサ
風呂上り母屋から部屋に戻る途中、茂みで不穏な音
いやいや、怖いって…
景拓「うわぁ!!!!!」
純「わぁぁぁぁぁあぁあ!!!!」
茂みから飛び出してきたのは景瑚と拓実やった。
俺の反応見てめっちゃ喜んどる。
純「ふざけんな!ホンマうざいわ〜」
景「まじナイスリアクションだわ」
拓「これから蓮くんとこでスマブラやんねんけど、純喜くんも行こ?」
そういう誘い普通に出来んのか、君ら
拓「あ、あれあなたちゃんと豆?」
拓実の指差す方を見ると、2人がしゃがんで話をしていた。
なんか…
景「いい雰囲気だね〜」
ほんまそれ。
拓「覗きみたいで嫌やわ。早く行こ」
歩き始めようとした時
景「あ、チューした」
チューなんてそんな可愛いもんやない
2人のキスを目撃してしまった。
なんちゅう顔してんねん。
5年一緒に暮らしてる中で初めて見るあなたの表情。
なぁ、あなた…
俺やって好きなんやぞ