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第31話

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「暇」

父「親が帰ってきたのになんだその顔は」

「みーーーーーーんな居ないんだもん」

瑠「いるけどね?」





30日にはみんな帰省して、残ったのは瑠姫くんと汐恩だけだった。

と言っても、今年も仕事があるからとほとんど家にはいない。



「でも仕事でしょ」

鶴「親子三世帯ゆっくり楽しんでください」

よ「ご飯は本当に用意しなくて良いの?」

瑠「仕事のあと打ち上げとか入ってるから、気にしなくていいですよ」









仕事に行く2人を門まで見送る。


辺りは静か。






寂しいな。






いつもどこかしらでみんなの声が聞こえるのに。











Prrrrrrrrrr





純『うぃーーーーす』

「うるさっ」






寂しさのあまり、テンション上げてくれるかなって期待して純喜くんに電話をした。




「何してるの?」

純『こたつでみかん食べとるよ」

「要するに暇ってこと?」

純『ちゃうわ。みかん食べるので忙しいんよ』



相変わらずの大きくて明るい声で、心がふわっとした。


まぁ、うるさいっちゃうるさいんだけど。






純『あなたの方が暇なんちゃうん?』

「……別に。純喜くん暇だろうなって電話してあげたの」

純『嘘下手すぎ(笑)てかあれやろ、寂しくなったんやろ』





…………





言い当てないでよ。




純『え、そうなん?』




そう言ってちょっと馬鹿にしたように笑う声が聞こえた。




でもすぐに








純『すぐ帰るから。待っててな』









ってすっごく優しい声で言う。




「うん」












早く会いたいな。






















ん?