(教室
ふぅ、やっと終わった授業……
マジ寝そうで危なかった
魔法史って絶対俺に眠らせる魔法かけてきてるな←
え、え、え、俺なんかした?
確かにさっきの授業寝そうで死にそうだったけどなんとか寝てなかったぞ俺
と、イグニ2達が呆れた目でこちらを見てくる
いや、そんな目で見んなや
そして2人は先に帰っていった
俺も一緒に帰りたかった……だって俺あいつらいないとボッチなんだわ←
まさかの呼びだしー笑
俺なんもしてなi
……………………
あ、昨日のやつか←不良をボコボコにしたやつ
あいつら学園長に言ったのか……
まあ、色々事実をねじ曲げてそうだけど
はぁ、あいつらどんな風に因縁つけてくんだろうなー、まあどうせ何も出来ないだろうけど
早足で俺は学園長室へと向かった
(学園長室
中を見ると思った通り昨日ボコった3人組がいた
むっちゃ包帯まみれになっててウケる笑笑←
ほー、なるほど
大袈裟に包帯巻いていかにも一方的にボコられました感出しておき俺が全て悪いようにさせるパティーンか
( ´-ω- )フッ馬鹿め、こっちには証拠あるんだよwww!!←
そう声を張り上げいかにも自分たちが被害者だと言うように演技なのかは知らないが悲痛の表情で俺に訴えてくる
うわぁー、ここまでクズとは思ってなかった
やっぱりここは社会的に抹殺するしかないね( ・ᴗ・ )←
そう無事な方の腕を負傷している方の腕に向けながら勝ち誇ったように言う
お ま え ら が な 笑
俺はポケットにしまっていたスマホを取り出しそいつらに画面が見えるように突き出す
ではポチッとな★←動画再生
そう学園長が怪しむと動揺した様子で必死に挽回をしはじめた
イグニハイド寮生ということを知った瞬間目を白黒させ驚き、1番驚いているものはソファーから立ち上がっていた
いやなんだよその反応、俺立派なイグニだよ!!
鏡を脅したけど!!←
ん?上からなんか聞き覚えのある声が…
…てか上から聞こえる時点で、やっぱりあのショタだよな←←
自己紹介をしながらリリアは逆さ吊りの状態で現れた
うん、来ると思ってた
リリアきゅん←のことだから脅かしに来ると思ってたわ
まあ、予測してましたから!!( ・´ー・`)ドヤァ←
あっれれ〜、俺もしかして友達認定されちゃってる???
HAHAHA、これからの学園生活死ぬ自信しかない(泣)
人がいるかと思ったらリリアきゅんだったのか……
wwwこ、こいつらwww自分で墓穴掘りやがったwww乙。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
……殺さないようにはしてるから今まで通りで大丈夫だよな( ﹡・ᴗ・ )b←
俺が帰ろうとドアに足を進める間もあの不良3人組は絶望とした顔で学園長にまだ何か言っている
いや子供かよ
…まぁ、いいか。よし、それじゃあ俺はさっさと帰ってイベントをs
いや、固まるだろ。あんたみたいなイケメェンにいきなり声かけられたら
え、やっぱ俺の思った通りマレウスくん拗ねちゃう可愛い系男子?? ktkr!!!!←
グフッ、こ、これがショタの殺人笑み……!!←
鼻血案件すぎる件について…ま、俺の癒しのオルトきゅんも負けてないけどな!!←
リリアと別れを告げ早々と俺はその場から立ち去った
(少し経った
リリアきゅんもいたからどっと疲れたな…
もうできれば主要キャラとは関わりたく無いものだな、シュラウド兄弟以外←
ん?誰から……ああ、オルトからか
オルトから電話が来るのはめずらしいな、いつもイデアからくるのに
と、相当焦っている声で俺に言う
え!?イデアが大変なことに!?それは今すぐ戻らなければ……!!
よし、こういう時こそ転移だな
俺は自分に転移魔法をかけ目を閉じた
そして目を開けるとそこはもうイグニハイド←急展開
やっぱ転移って便利だな!簡単だし
←そう簡単でもない
……早く戻らないと
続く
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。