(楽屋
ハイッ、やってきました〜スタジオ
あのお姉さん力強すぎて俺ずっと引きずられてました、結構デカいんだけどな俺
←あんま食べないから体重が軽いせいです
今はもう少しでモデルの方も来るからここ(楽屋)で待っていてと言われたのでここで待機中っす
正直に言う
めっっっちゃ暇!!
早くなんか起きてくれ…………あれ?これ前にもやっt
……うん、知ってた
ツイステキャラ、輝石の国、スタジオ、撮影、モデル
ときたら人気モデルで顔面国宝のヴィル・シェーンハイト様しかいないよなーHAHAHA
てか俺のフラグ回収スピード早すぎてピエん←
貴方様のことはよーーーーく知ってます
イケメンなこととか顔がとてもよろしいこととか顔面国宝なこととか顔面国宝なこととか←←←←←
(スタジオ
あれから2時間ほど写真を撮っている
俺がヴィル様に紅茶入れてるシーンだったり、横に控えている姿だったり何故か俺単体の写真だったり種類は様々だ
……立ちっぱなしだったり感覚があんま分かんないからキツイんだが←我慢しろ
いや、出来ればもう諦めてくれ。頼む
じゃないと俺の人生詰む←
(撮り終わった
……つ、疲れた……こんな撮られるとは思ってなかったぜ……………………
わーお、めっちゃ余裕でいらっしゃる
さすが世の女子のハートを射止めたスーパーモデル様は格が違いますな
……えっえっえっ、マジで言ってらっしゃるのこの人
こんな顔面国宝と並んで紅茶飲むとか色んな意味で俺死ぬんだけども←←←
……あのとてもよろしい顔で圧をかけるのは良くない
断ることなんてできるわけないだろ(真顔)
(1時間後
特にシュラウド兄弟
あー!イデア様泣いておられるかもしれないぃぃ!!!!
イデア様ぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁ!!!!←ダ・マ・レ★
と俺の髪を指に絡めながらそうこぼす
……え、俺の髪さわってなんか楽しいの????←
子供とは思えない妖艶な笑みで俺の髪に一つキスを落とし、そう答えた
そして俺は顔面国宝のヴィル様と別れた
……最後の髪へのキスってなんなん????あ、あれか!!惚れさせて自分の執事にしようもしてるんだな!?←
フフフ、そうはいかんぞ顔面国宝!!俺の主は一生シュラウド兄弟だからな!!
頭の中でそんなことを考えながらシュラウド家の方々がいる所へと帰った
思った通りイデア様は号泣していて…………
泣いてもイケメンで素敵だと思ってしまった俺を許してくれ←←
その後ちゃーんと泣き止ませた後いつの間にか俺たちは眠っていた
で、次目を開けるともう屋敷の前
俺どんだけ寝てたの???って思いましたまる
あれ、作文?←
続く
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。