いろいろあってあなたちゃんに告白した…
それより業…あなたちゃんのこと好きなはずなのに…なんでこんなことしたんだろ…
それよりあんな俺やべぇ…
ダサ…
みんなに励まされて
携帯の通知を見る
「明日の朝いいかな?」
もう振られようがいいや…
先に誰かに告られるよりマシだよ
翌日付き合うことになった
今なら死んでもいいんだけど…
部屋に戻ってそんなことを考えてると
その日名前を呼ばれたりすると
毎回死ねるかと思った
修学旅行はなんやかんやで無事終わった
その後勉強会してテストあって
転校生きて…といろいろあって…
問題は鷹岡…
受験があるっていうのにこの頭が悪い時間割
抗議しないと…
鷹岡は俺を掴んで攻撃した
あなたはすぐそばに来てくれた
神崎が鷹岡に何か言ったあと殴られて
あなたも殴られた
また、守れなかった…
烏間先生は渚とあなたにナイフを渡した
そんな声は届いているわけがなかった…
結果としては鷹岡は出ていった
あなたは木の上から降りると足の力が抜けたのか座り込んだ
あなたの頭を撫でてぎゅっと抱きしめる
あなたが震えていたから
あなたには多分聞こえてない…そんな声だった…
そして数日後
さっさと買ってきて磯貝にはお礼にスイーツでも奢りましたとさ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!