入学試験当日の日＿＿

突如始まった入学試験、いきなりの事に焦りながらも

対応しようと一斉に走り出す人間ども






さて、どうしたのもか

見渡しやすいように地面から足を離し、宙を舞う






人間どもは必死にロボを倒し、



遠目から見るとまるで地を這う虫のようだ















さて、やるか




















呪いを込めて、声を聞き入れて＿

………………… ﾀﾞﾝｯ

すると、一瞬のうちにロボは粉々に破壊され




見るも無残な姿になった







これで70ポイントくらいは溜まったか？










しかし衰えたな、一応4番目くらいに強いやつなんだが

不意に声がしたため下に視線を向ける





叫んでいたのはどこぞの男の人間








男の視線の方に目をやると

血反吐を吐き、悶え苦しむ女たち




悲惨な光景、痛々しい甲高い悲鳴













それはまるで地獄





にしても耳障りだな、女の悲鳴って

地に足をつけて呟く

化け物を見るような目付きで体をこれでもかと言うくらいに震わせる男





情けないな、男のくせに女に怯えるとは

全然悪びれてない様子で手をヒラヒラと動かすあなた




そりゃそうだ、なんだって私は呪いなんだから










呪いに情を求めていては死ぬぞ

するとあれほど耳障りだった悲鳴は止み、



悶え苦しんでいた女たちは何が起きたか分からないような顔で普通に立っていた

さすが呪いと言うべきか、容赦ない





天上天下唯我独尊、己の快・不快のみが生きる指針




まさにあの呪いの王の片割れを相手にしているようだ







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