第14話

# 12
303
2019/03/03 01:18
 ゆ ん ぎ side
 俺は、初めて女の家に来た。
 女なんて嫌いそう思ってたけど、
 なんだかんだ言って、
 あなたは嫌いじゃない。
 そう思ってる。
 だから、キスシーンも断らなかった。
 でも、俺は今まで女に関わったことない、
 まぁ、一度はあるが。
 あんなやつ思い出したくねぇ。
 だから、俺はあなたに練習に手伝ってくれるよう、頼んだ。
 そしたら、案外あなたは受け入れてくれた。
 そして、今あなたの家にいる。
 キスシーン以外はすべてやり終え、
 次はキスシーン。
 セリフを言い終え、
 俺があなたの顔にだんだん近づいていく。
 そして、あなたの口と俺の口が目の前にある時、
 電話が鳴った。
me
me
 すっ、すいません、電話出てきます。
 そういって、あなたは出て行った。
 俺は心の中でほっとした。
 きっと俺の今の顔は真っ赤だろう。
 ゆんぎ
ゆんぎ
 …恥ずかし 
 そう呟き、視線を下に向ける。
 ゆんぎ
ゆんぎ
 ん?なにこれ… 
 そこには、写真があった。
 ゆんぎ
ゆんぎ
 あなたと… 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 すよん…?
 なんであいつとあなたが?
 俺の頭の中で色んな疑問が出てくる。
 どういう関係?
 あなたは俺とすよんが付き合ってたことも知ってるのか?
 じゃあ、なぜ俺と関わる?
 でも、1番の疑問は、










 ゆんぎ
ゆんぎ
 なんで俺泣いてんだよ… 
 next

プリ小説オーディオドラマ