少し悲しそうに私の名前を呼ぶじみんさん。
やめて。
そんな悲しそうに私の名前を呼ばないで。
ぐくがそうじみんさんを睨みつけるようにみる。
少しだけ、ぐくが私を抱きしめる手を強くした気がした。
ぐくから浮気したくせに。
なんで、今更私のとこに来るんだ?
女の人と腕組んで歩いていたくせに。
怒りがこみ上げてきた。
今の私には、「 情緒不安定 」という言葉があっているだろう。
ぐくが私のことを見つめてそう言った。
私はそんなぐくのことを無視して、思い切りぐくの手を振り払った。
私の名前を呼ばないで。
気づいたらそう発していた。
ぐくはその3文字だけ言い残し、歩いて行った。
ぐくが去っていた後、涙がこぼれだす。
今日泣いてばっかじゃん。
じみんさんはそんな私に優しく笑いかけて、
「 帰ろう。」
そう言ってくれた。
私、本当にじみんさんのこと嫌いなのかな?
ただ、心の中で「 嫌い 」そう決めつけていただけじゃないか。
そう思い、じみんさんの横で歩き始める。
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まだテストは終わっていません←
でも、1話だけ書いてみました((
あと、みん前じんくんmainの新作出すよとか言ってたけど、一応じみんmainの新作出したんだよね←
でも、それも消したんだよ(は
新作出しました←
ゆんぎmainだよ((
みてね☆←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!