複雑な気持ちを残したまま、私は家に帰った。
ゆんぎさんが来るのは8時。
てひょんが来るときはしないのに…
なんでだろ。
この気持ちは今の私にはわからない。
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片付けをしてゆっくりしていたところ、
インターホンが鳴る。
「」はセリフ。byみらん←
ゆんぎさんは不良役で、私は清楚な生徒会役。
こうして、何個かのシーンは終わった。
そして、一話最後のシーン。
最後は私にゆんぎさんがキスをするシーン。
ゆんぎさんがそう言うとゆんぎさんの口がだんだん近づいてくる。
ゆんぎさんの唇と私の唇が重なる瞬間
携帯が鳴った。
その瞬間私とゆんぎさんは離れた。
そう言い、私はリビングから出る。
「 私はこの人に感謝しよう。 」
そう思って、携帯を見てみると、
私の大嫌いな人からの着信でした。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。