第9話

# 8
286
2019/01/22 11:26


複雑な気持ちを残したまま、私は家に帰った。
me
me
 あ、もうすぐゆんぎさんが来る時間だ。 
 ゆんぎさんが来るのは8時。
me
me
 片付けしなきゃな。 
てひょんが来るときはしないのに… 
 なんでだろ。
 この気持ちは今の私にはわからない。
 片付けをしてゆっくりしていたところ、
 インターホンが鳴る。
me
me
 はーい 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 来た。 
me
me
 来たってなんですか笑笑 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 別に笑 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 てか始めるぞ。 
me
me
 はい!! 
 「」はセリフ。byみらん←


ゆんぎさんは不良役で、私は清楚な生徒会役。
me
me
 「 貴方ちゃんと授業に出なきゃダメですよ!」 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 「 うるせぇな。 」
me
me
 「 授業に出なきゃ、成績とか落ちますし、」 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 「 俺にはそんなの関係ねぇ。 」
me
me
 「 関係ないじゃないですよ!! 」
 ゆんぎ
ゆんぎ
 「 ちっ、うるせぇ 」
 ゆんぎ
ゆんぎ
 はいー、終わりー 
me
me
 うわぁ、緊張した… 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 本番じゃねぇだろ。笑 
me
me
 なんか、緊張しました!笑 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 じゃあ、次のシーン行くか。 
 こうして、何個かのシーンは終わった。 
 そして、一話最後のシーン。 
me
me
 キ、キスか… 
 最後は私にゆんぎさんがキスをするシーン。 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 …やるぞ。 
me
me
 「 あの… 」
me
me
 「 あんまり、女の人で遊んでたら、後悔しますよ。 」
me
me
 「 そのうち、色んな人に裏切られます。 」
 ゆんぎ
ゆんぎ
 「 ちっ、 」
 ゆんぎ
ゆんぎ
 「 うるせぇ口だな。 」
 ゆんぎさんがそう言うとゆんぎさんの口がだんだん近づいてくる。
 ゆんぎさんの唇と私の唇が重なる瞬間
 携帯が鳴った。
me
me
 あ、
 その瞬間私とゆんぎさんは離れた。
me
me
 すっ、すいません、電話出てきます。 
 ゆんぎ
ゆんぎ
 お、おう 
 そう言い、私はリビングから出る。
me
me
 よかったぁ、電話きて。 
 「 私はこの人に感謝しよう。 」
 そう思って、携帯を見てみると、
me
me
 やっぱ、前言撤回。 
 私の大嫌いな人からの着信でした。

next

プリ小説オーディオドラマ