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第1話

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2020/10/12 11:47
サリバン
あなたくーん!!聞いて聞いて!
あなた

ん、何おじいちゃん

魔界ポテチを頬張る俺を無視して、おじいちゃんは入ってきた。


ちなみに俺が食べている魔界ポテチは『絶叫コンソメ味』である。
ていうか、俺の部屋入る時はノックぐらいしてよね?って言おうとしたら、おじいちゃんの後ろから、青い髪の子が俺の部屋に入ってきた。
あなた

ひぇっ・・・誰?

サッとおじいちゃんの後ろに隠れる。人見知りなものなのでね!!!!!!!!
サリバン
あっ、この子はね、入間くんって言うんだよ!!!
イルマと呼ばれた子はもじもじとしている。
イルマ
えっと・・・よろしくお願いします
あなた

あ・・・うん

イルマ
あっ、はい。
何だこのやりとり
あなた

俺は、あなた・・・

一応名前を言っておく
サリバン
あっ、言い忘れてたけど、その子人間だよ!
にっ、にににににににんげんっ?!


サッと距離をとる。だって怖いもん
イルマ
えっと・・・えへへ
サリバン
それと、イルマくんも入学するから、よろしくね!
あなた

えっ、人間を?!悪魔の学校に?!

サリバン
だーかーらー、あなたくんが、イルマくんを守ってね!
な、何を言ってるの・・・おじいちゃん?


俺人見知りなんだよ?助けに行けるわけなくない?
サリバン
だから、よろしくね!!
あなた

はぁ?!あっ、ちょっ・・・

おじいちゃんはイルマくんを俺の部屋に置いていき、出ていった。


うう・・・にんげん...しかもはじめましての人と同じ部屋に2人きりで座ってる...無理...もう無理...色々キャパオーバーしそう・・・
イルマ
えっと...なんかすみません...
イルマくんが頭を下げる。
あなた

えっと...イルマくんが悪いことじゃない...よ?

もうやばいマジで...死にたい...


語彙力ないんだよ察してくれ...
あなた

...タメ口でいいよ

イルマ
えへへ、ありがとうございます
へにゃってイルマくんが笑う。


あ...可愛い...天使...
まぁうん、俺の弟になるんだし、仲良くしなくちゃだよね
イルマ
あっ、はい!...じゃなくて...うん!
可愛い...溶ける...

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