第3話

589
2019/02/24 03:47

「何それミンギュ最低じゃん
殴ろうか?あなたちゃん、殴ろっか?」

あれから私が泣き叫んだので、
ジュンピの家にお邪魔することになりました

『ジュンピ落ち着いてよ』

" 落ち着けるわけ無いじゃん! "
と言って足を組むジュンピ
『あの子可愛かったなあ、』

「何嫉妬かよ」

『…そうだよ。』

「ごめんごめん」

『変に優しくて気持ち悪い…』

「帰れ」

『ジュンピ怖い…』




「で、この後どうするわけ」

『泊まらせて!!!』

「っは…!?馬鹿なの?」

『なななんで?!
私たち幼馴染じゃん!』

遅くなりましたが、
私とジュンピは歳が1個違うけど
小さい頃から仲が良くて
世でいう " 幼馴染 " だ。
「いや、
さすがに他の男の女を家に泊めるわけには」

『そんな意識されると恥ずかしいんだが…』

「何恥ずかしがってんの?」

そう言って私にデコピンするジュンピ

『痛っ』

「あ、その表情好きかも」

『意味わからな、痛い痛い』

「ふふ、あと1回だけ!」

『や、いやに決まってる、って言ってるじゃん!』

「はは、楽し」

『ジュンピってSだよね、酷い…』

「もっかいやってやろうか(^_^)←」

『辞めてください(^_^)』


『ジュンピ、私帰った方がいいかな』

「分かんないけど帰って大丈夫なの?」

『…分かんない…』

「なら泊まってけば」

『え!いいの!』

「晩ご飯作ってよ」

『作る作る!ジュンピありがと!!』

「そんな喜んでくれるとはね」

『フフ、夜何食べたい?』

「冷蔵庫なんもないよ」

まさか〜!
と思いながら冷蔵庫を開けると

『…ほんとにここに住んでる?』

って思わず聞いちゃうほど何も無かった、、。

「買い物行く?」

『行こ!』





『私ジュンピの家来てから結構経ってたね』

「本当だよ、」

『…迷惑でしょごめ「そんなこと一言も言ってない」

『優しすぎるって。』

「でしょ〜」

なんて他愛のない会話をしてたら
前から見覚えのある2人組が

「あ、れあなた、じゃん、」


浮気相手と手を繋ぐミンギュと遭遇
してしまいました。


プリ小説オーディオドラマ