第21話

じゅーきゅう
8,783
2021/06/03 22:17
五条さんが珍しく真剣な顔をしているので((おい
私は大人しく話すことにした。
あなた
実は…私がやってるバレー部のマネージャーがもう1人入ってきたんですよね。
…それも五条さんが嫌いそうなぶりっ子笑笑笑
五条悟
五条悟
えーまじー?最悪じゃん
あなた
でぇまあ、虐められてるわけですけど。
なんかね…私がアイツのこと虐めたことになってんですよね
五条悟
五条悟
…なるほどね?なんとなく状況は分かったわ







その後、私は具体例を上げて、花巻さんという味方がいることも言った。







五条悟
五条悟
ふーん…恵には?言ってないの?
あなた
はい…あまり…迷惑はかけたくなくて
五条悟
五条悟
そーかなぁ
あなた
え?
五条悟
五条悟
いやぁ、、、迷惑をかけないだけが優しさじゃないと思うけどねぇ…
あなた
???
五条悟
五条悟
ううん!なんでもないよ
??
あなた
そっか…
私はホットミルクを机の上に置くと、ソファにダラーっと沈み込む。


すると五条さんは何を思ったのか、目隠しを外してサングラスに付け替えた。



綺麗な青い瞳が露わになって、少しだけ見惚れてしまった。
五条悟
五条悟
あなたさ…
あなた
はい?
五条悟
五条悟
大丈夫なの?
あなた
えー…?何が…?
五条悟
五条悟
いやいや、今話してたでしょ。
イジメ受けてるんでしょ?僕が上層部に言えば派遣する術師変えれるかもしんないけど…
なるほどね?

なんだか、その案がすごく五条さんらしくて思わず笑ってしまう。



ものすごくありがたい話だが、辞退させてもらおう。
あなた
いえ、大丈夫です!
この程度で貴方に迷惑はかけられませんから。
五条悟
五条悟
…そお?
私は再びホットミルクに口をつけた。

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