~オクタヴィネル寮~
俺の目に映ったのは
とても綺麗な水…深い青のような
壁…掃除も徹底されている
2年生で寮長…凄いな
それだけ優秀で
魔法も強いって言う事かな…
そう言って俺は
華音の方を見る
照れてる~
かっわいい~((
ちょっといじるかw
~水上~
リーチ先輩達…
やっぱ双子の兄弟って
だけあって息が合ってるな…
そう言い残して
俺は水の中に入る
(ゴーグルをして)
~水中~
俺は水中で辺りを
見渡す…
それから俺は本気で
泳ぐ
これよく考えたら
魔法薬飲めば良かったんじゃ…
そこにいたのは
ちょっと怒っているように
見える寮長
怒っている寮長を
なだめているトレイ先輩
ひたすら俺の水着姿を見ながら
ニヤニヤしているケイト先輩
そんな先輩達の中で
あわあわしているデュース
あとは…
心配した顔で俺を見ている
エース兄さん…
そういや俺
水中にいるんだった…
謝りたい…酷い事言ったから…
そう思うと俺の目から涙が出てくる…
最初は泣いてるのか分からなかった
でも、他の水より熱いんだもん…w
俺は最後に兄さんと
呟くと、意識を放してしまった
ごめんね、兄さん…
_______♘________
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。