第6話

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2021/06/25 12:16
結果はもちろんオーケー。


それから僕はいつも独りぼっち。


朝はジェルくんと一緒。昼もジェルくんと一緒。帰りもジェルくんと一緒。



僕はジェルくんを嫌いな訳では無い。


ジェルくんは誰にでも優しくて、面白くて頼りにもなる


The・モテ男ってやつだ。



僕がさとみくんと一緒にいても何も言わないやつだし、さとみくんには自由にさせていた。


心が広いやつだ。


それに比べて僕はさとみくんとジェルくん、早く別れないかな。とか


嫌な思いばかりが頭に浮かび、こんなことを考えてしまう自分が嫌いで嫌いで仕方なかった



いつからかな。僕はストレスばっかがたまってよく体調を崩すようになり、学校はほとんど休むようになった。


さとみくんは心配して家に来てくれた。



でもストレスを背負っている状態でさとみくんには会いたくなかったので拒否し続けた。


それからというもの、さとみくんには全くと言っていいほど会わなくなった。





大分体を崩さなくなってきた時、1本の電話。




スマホの画面に表示されていたのはさとみくんの名だった。

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