第3話

2 𓂃𓈒 𓏸
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2021/06/13 00:36
それが壊れたのは、ある日の放課後。


その日は部活がなかったので2人で

青
今日僕暇だし遊びに行かない?
桃
行くべ〜。どこ行く〜?


なんて会話をしながら帰っていた。


その時だった。それは運命なのか否か。


さとみくんがリュックについているキーホルダーを落としてしまった。



さとみくんはもちろん、僕も気づかなかった。


そのキーホルダーを拾ったのが、橙色の子………………ジェルくんだった。

橙
あの!!
桃
はい?
橙
これ落としましたよ。
チャリーン
桃
あ、俺の………。
橙
良かったニコッ。では。
青
良かったね〜さとみくん!!…………………って、あれ?さとみくん?


僕は、その時一瞬で分かった。



だって誰もが気づくくらい、顔は真っ赤に染まっていったのだから。












桃
ころん…………。俺、一目惚れしたかも

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