第68話

#66
1,237
2019/05/08 00:38
あなた

あ、あの助けてくれてありがとう

ゆんぎ
はぁお前は問題しか起こさないのかよ
ゆんぎside
文化祭なんてやりたいやつがやっとけばいいと思っている俺は屋上でさぼっていた
ふと校舎のほうに目を向けると
渡り廊下のところによく見た顔があった
ゆんぎ
あれあなたか?
そこにいたのはあなただった
しかしその周りには少し柄の悪い女達がいた
あなたは少し泣きそうな顔をしていた
無理やりどこかに引っ張られて行くのが見えた
いつの間にか体が動いていて人がたくさんいる廊下を1人走っていたのだ
あなたside
あなた

ご、ごめんなさい

ゆんぎ
なんで謝ってるんだよ
ゆんぎ
てかそれよりも
そういってゆんぎは自分が来ていた上着を脱ぎ私に投げてきた
バサッ
あなた

え、

ゆんぎ
そ、それ着ろ
なぜか顔を背けて話してきた
そこで気がついた
ボタンが半分まで外された肩も大きく開いていた
あなた

あ//

素直に受け取った上着を着た









next...

プリ小説オーディオドラマ