第88話

#85
1,088
2019/05/19 09:46
あれから数日がたった
家ではほとんどゆんぎとは顔を会わせないので楽でよかった
学校から帰って来てリビングで本を読んでいた
すると目の前のソファーに誰かが座る音がした
顔をあげてみると
あなた

ゆ、ゆんぎ

ゆんぎか座っていたのだ
そのまま無視をして本を読み続けた
様子を少し見たがなにかをするわけでもなく私のことをずっと見ていた
あなた

なに?

あなた

なにか用でもあるの?

ゆんぎ
はぁ
ゆんぎ
お前勘違いしてんだよ
あなた

なにが

ゆんぎ
俺はあいつとは付き合ってない
あなた

嘘だ

あなた

あんなに触られてても嫌な顔1つもしてなかった

ゆんぎ
それは
あなた

もう話しかけないで

あなた

彼女いるのに他の女と話してたら誤解されるでしょ

ゆんぎ
だから
ゆんぎが話始めようとした瞬間
誰かに抱き締められた











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