プリ小説

第2話

発覚
何が起きてるの?怖い、怖い…。

(医者)「宮田咲さん、あなたは…原因も正体も不明な病気にかかっています。」
(私)「…え?」
(医者)「分かっていることは、何種類かの薬を飲めばしばらくは私生活に支障は出ないということ、生まれつきの病気ではないこと。そして、余命があと長くて半年くらいということです。」

半年…? 何言ってるの…?
嫌、嫌だ、嫌だ。

気がついた時には涙が止まらなくなっていた。
それを見ていた母も泣いていた。
医者は無表情だった。


(医者)…それでは失礼します。 詳しい話は30分後に。


後30分もここにいなきゃいけないの?家に帰りたい。 今すぐ帰ってこんなの嘘だって思いたい。


(私)「何種類かの薬を飲めば私生活に支障は出ないって、何種類ってどのくらいなの?」
震える声で聞いた。

お母さんは薬の量が書いてある紙を、見せるのを躊躇した。

バッ

私は半ば奪うようにしてその紙を取った。
そして驚いた。


何個もある錠剤、粉薬、カプセル…
そのほかに今まで見たこともないようなたくさんの薬があった。支障が出ないって。こんなに飲んで?やっと?

あの無表情な医者の顔が浮かんだ。
あの人はもうきっとこんな事を何回も見てきたんだなぁと。


こんなに薬を飲んで生きるなんて、まるでたくさんの電池で動くロボットみたいだ。

たしかに今までわたしは相当幸せに生きてきた。
友達はいつもいたし、貧乏だった訳でもないし、家族みんな仲良しだし、いじめられたこともないし。…大きな病気にもなったことは無かったし。

だからってその日常がこんなあっさり消えるなんて。
まだやりたいこともたくさんあるのに。


そうこうしている間に30分が経ち、医者が戻ってきた。

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まる。
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まる。
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