梨花へ
まず最初に。
病気のこと黙っててごめん。 本当にごめんね。
梨花達を傷つけるのが怖かった。
ディズニーも行けなくてごめん。
買い物も行けなくてごめんね。
私は本当に、本当に、梨花の事大好きだったよ。
もっと遊びたかったし、くだらない話で笑い合いたかったなー。
彼氏とお幸せにね! 大事にしなよ?笑
真菜と千代も大切にしてね。
梨花ならできるよ、どんな事でも。
苦しくなったら周りに頼ってね。君は1人でどうにかしなきゃ…ってとこあるよ?
ちゃんと相談して!大丈夫、助けてくれるよ。
一緒にいられて嬉しかったし楽しかったよ。
本当にありがとね。
咲より
追記
私のこと、たまには思い出してね。
これからも3人仲良く過ごしてね!
大好きです。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。