角名side
あなたに何があったのか考えていたら
あっという間に1日が終わろうとしていた
前から部活終わりにあなたのことを見かけることはあった
おそらく勉強しているんだろう
治「(角名ー)、角名ぁー!」
角名「なに?」
治「ぼーっとせんで片付け」
角名「ああ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
侑「あー今日もつかれたわぁ」
治「早く飯食いたいわぁ」
侑「なぁやっぱり灰瀬さん、昨日後から来た男と付き合うとるんやない?」
治「何言うとんや」
侑「あれ見てみぃ」
え、あれって
治「昨日後から来てた男やんか」
侑「わざわざ他校まで迎えきてもろてるんやから彼氏ちゃうの?」
そこには
あなたが昨日後から来た男と
2人で帰っている姿があった
そんなはずない
だって
あなたが好きなのは
北さんなのに
治「でも灰瀬さん好きな人おるやん、なぁ角名?」
角名「うん」
侑「はぁああ、それって
お前ら騙されてたんちゃうん?」
は?
あなたが
俺たちを騙す、?
治「え、いや、そんなことあるわけないよなぁ、?、角名?、」
角名「、、あるわけ、ない、、と思う、」
侑「2人ともはっきり言い切れんのやろ?女はみんな人を騙すんや」
治「っ…」
俺はどうして
言い切れないんだろう
あなたが嘘をついているなんて
俺たちをを騙してるんなんて
そんなこと
全然
思ってないのに
なんで
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。