第32話

31話
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2020/06/11 13:00



あなたside


真がそう言って振り返った人は






私の知っている人だった






できることなら会いたくなかった人







辛い記憶を思い出させる









真「〜〜〜!〜〜?」




菜々「〜!(あなた〜)!あなた〜!!」





あなた「ん?!どうした?」


菜々「どうしたってこっちのセリフや!聞いとった?」





まずい、聞いてなかった






あなた「ごめん菜々、考え事してた〜笑」


菜々「もうっ!笑」


真「じゃあ紹介するで」


?「俺とあなたは中学一緒やから初対面やないで」


真「そーなんか?!じゃあちょうどええな!」


菜々「赤坂菜々いいます!呼び捨てで構わへん!あの名前なんて言うんですか?」


?「桑原龍斗(クワバラリュウト)いいます、俺も呼び捨てでええよ」








その後4人で遊んで





夕ご飯も食べ終わって外に出た






菜々「そろそろ解散する?」



真「そうやな〜ええ時間やしな」



菜々「じゃあ、私あなたと帰るから」




え、彼氏と帰らんの?




あなた「今日くらい彼氏と帰りぃ!」



龍斗「そうやで笑」



菜々「じ、じゃあお言葉に甘えて、///」


真「龍斗はちゃんとあなたのこと送ってけよ〜!」







え、嘘やろ







2人きりになんてなりたくないで







とりあえず一緒に帰るフリだけしてればいいか









龍斗「はいはいわかっとるで」


あなた「菜々達は、はよ行きぃ!笑」


菜々「あなたまた学校でな!」


あなた「ばいばい!」






そう言って、2人は手をつなぎながら帰っていった

仲ええな









、、、








龍斗がどんな顔してるかチラッと見ると










龍斗もこっちを見ていた












龍斗「俺らも帰るで」


あなた「そやね、ばいばい」


龍斗「何言うてるんや、もう外暗いし送ってく」


あなた「…。」





だから、、、、私は2人きりになりたくないんや







察してや〜






龍斗「おいてくで?」





そういって龍斗は歩き出した











はあ、、何話すん2人で






気まず、、

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