第57話

56話
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2020/06/26 21:00




角名side






事情がなんなのか聞いたら







あなたは黙ってしまった







俺たちには話せないの?



















結局、事情が何なのかを知る前に









昼休みが終わった




〜〜〜〜〜〜







侑「なんやサム、苛立ってんなぁ」


治「あぁ?」









昼休みからずっと






部活中の今も







治の機嫌は悪いままだ






〜〜〜〜〜〜








侑「もうすぐ家帰って飯食えんのやからイライラすんのやめろや」



治「……」










2人がそんな会話をしながら








校門へ向かって歩く



























あなただ











侑「そういえば彼氏やったん?また2人で帰ってんで」


角名「事情があるらしいよ」


治「ほんまなんやねん。はっきりしぃや」







そう言って治はあなたの方へ向かって勢いよく歩き出した






角名「え、治、なにするつもり?」



治「直接聞くんが1番早いやろ」













思わず俺は治について行ってしまった
















治「自分なにしてるん?」


あなた「え、宮くん…倫もいるやん」


治「自分が言う事情ってなんなん?散々人のこと振り回しといて気分悪いわ」









治、流石に言い過ぎなんじゃ…








?「そっちこそなんなん?あなたのことなんも知らんくせに口出すなや」



あなた「え、ちょ、龍斗、なに言ってるん。喧嘩せんで」









どうやら男は龍斗というらしい



 






治「ああ?お前こそなんなん」



















治と龍斗という人が言い争っていたその時だった











































?「へぇ〜。こんなに男を侍らせてるなんてあなたも大変やなぁ〜ニヤ」





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