角名side
今日はあなた、菜々、治、俺で昼を食べている
話す内容はもちろん北さんのことだ
治「もっと積極的にいけばいいんちゃう?」
あなた「これ以上?!もうかなり積極的やない?!」
治「もっといけるんちゃう?」
あなた「でもやりすぎて嫌われるんは嫌や、」
菜々「まぁ確かに。急に距離詰められても困るかもしれへんしなぁ」
あなた「うん、」
角名「そんな焦らなくてもいいんじゃない?」
菜々「祭りとか誘ったりせーへんの?」
治「あー、祭りの日は夜まで部活あるんや」
菜々「えぇまじか」
治「でも部活終わりにみんなで行くって言っとったよな?」
角名「あー、そういえばしてたね」
治「夜行けばもしかしたら会えるかもしれへんよ?」
あなた「確かに!」
菜々「私は彼氏と行くから一緒に行けへんよ?」
あなた「うーんそっか。じゃあ他の子誘ってみる!」
キーンコーンカーンコーン
あなた「教室戻ろっか!みんなありがとう^ ^」
あなたが北さんの話をすると
なんか複雑な気持ちになる
こんなこと今まで全然思ってなかったのに
なんでだろう
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!