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第4話

第4話
ー取調室ー

取調室の外には海原が立っている。

中には千色と早見 そして今日 連れてきた男。

田中 陽一(タナカヨウイチ)の3人。



「それでは 聞きます。

田中さん、あの部屋には鍵が かかっていたんですか?」



「はい。鍵が かかっていました。」



「それを確認したのは?」



「僕です」



「他には?」



「いえ、誰も いません」



「では、あなたも容疑者の一人として……」



「えっ!?」



「他にも鍵が かかっていることが確認できる人が いたのであれば良かったのですが…。あなたが犯行を行う事も無理ではありません」



「そんな…」



「周りにはカメラもないので鍵をかけずに外に出て そのまま鍵がかかっているとみせかかけて 戸が壊れるくらい体当たりすれば鍵の部分も壊れ 密室だったと見せかけることもできますから」



「ぼ、僕じゃ ありませんよ!!?

動機なんてないし」



「動機なんて なくていいんです。犯人の犯行は無差別に毎日 おこなっていますから」



「そんな……」



「田中さん、あなたを24時間 見張らせてもらいます」



「えっ!?なんで?」



「犯人は毎日 犯行をおこなっています。

明日、もし 犯行があれば あなたの無実は証明されます」



「わかりました」



「早見さん、海原さん 見張りお願いします。私は ちょっと調べたいことがあるので失礼します」



「おぅ!わかった」





そして翌日………。事件は起きた。



「千色さん!事件です」



海原が 走ってきた。



「例の?」



「はい、恐らく犯人は同一人物だと思います。密室殺人でした」



「………なるほど。じゃあ、田中さんは解放しましょう」



「わかりました」



こうして田中陽一は無実はだと証明され解放された。



「それでは、早見さん 行ってみましょう」





「おぅ!」



そうしてドアのほうへ歩いていく



「今回の事件現場は どこですか?」



「この近くのマンションの三階だと言っていたが…」



「また この近くですか…」



ープラザマンション前ー



「ここだ!三階の303号室だ。でも今回は別の部屋の住人が被害者の近藤 由紀コンドウユキさんに 回覧板を渡そうとしてインターホンを鳴らしたが出てこなかった。

それに 血の臭いがしたから警察に通報したということだ」



「今のところ怪しい点は 見当たりませんね…。それで 被害者の近藤さんの背中をナイフでひと突きですか…

ナイフの角度からすると犯人は被害者よりも背が高いということですね」



「でも 背が高いだけでは 犯人の目星はつかないじゃないか、それに被害者は160㎝だぞ?!」



はい、男性なら ほとんどですが 女性なら約五割くらいですね」



「千色さん、現場の部屋も調べてみるか?」



「はい」



千色と早見が現場を調べてみたが何も見つからなかった。



「部屋の物色は無し…。本当に殺し以外してませんね…」



その後も捜査は続いたが新たな証拠は出なかった。

強いていうなら“原因不明で自動ドアが勝手に開いた”ということだけだった。