第34話

最終話  手紙
399
2019/04/03 01:10
あなた

ミファおはよ!

ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
おっは〜。
ミファ
ミファ
ねぇあなた、聞いてよ〜。
私の彼氏がね?
あなた

うんうん……。

この二人も仲良くなった。

喧嘩した次の日に、ミファのほうから謝りに来た。

あなたはやっぱり優しくて、すぐに許した。

そして今では本当に仲がいい。

ミファの性格も結構直ってきたみたいだ。
あなた

ホビ、行こう。

ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
うん。
女子の話はものすごく長いが、あなたとミファは比較的短い。

そこが楽なところだ。あんまり長いと僕がつまらないしね。

教室に入ると、いつもと同じように騒がしかった。
男子
お前らいつでもイチャついてるな。仲良すぎ!
あなた

え、そう?

女子
そうだよ〜、ホソク君もあなたちゃんが可愛いのは分かるけど。
たまには女子とも遊ばせてよね〜w
男子
そうだそうだ!
ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
やだね、僕の彼女だもーん。
ナム
ナム
そいつらに何言っても聞かないよ。
みんな諦めたら?w
クラス全員が納得したようにうなずく。
あなた

ナムおはよ!

ナム
ナム
おはよ〜。
ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
お疲れ様でーす。
ナム
ナム
別に疲れてないわw
授業が始まった。

始まって早々、あなたに手紙を渡された。

小さなメモいっぱいに、可愛い文字が広がっている。

なぜか英語と日本語で書かれてるし。(読めないのに、嫌がらせかな?)
ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
ナム、これ解読して。
ナム
ナム
ん、何?あ〜……。
日本語だけなら解読してあげる。
この英語は自分で読んだほうがいいよ。
数分して、ナムが手紙を返してきた。

あなたの文字が書いている裏に解読してくれたらしい。

《この前ホビは私のことをたくさん褒めてくれたね。
 私はすごく嬉しかったよ。誰に言われるよりも嬉しかった。
 ホビは明るくて元気で面白くて、でもたまに元気なくて……。
 そんなときに甘えてきてくれるのが嬉しかったよ。
 ホビは私のことを笑顔にさせるって言ったけど、ホビがいるだけで
 私は笑顔になれるんだ。本当にありがとう!!
 ホビは人気者だから、少し心配だけど……。それはしょうがないね。
 You are really sin。ホビが前に私に言ってくれた言葉なんだ。》
ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
あなた……。
あなた

ホビ、先生に呼ばれてる。

先生
何泣きそうになってるんだ…。
ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
先生、この席にしてくれてありがとう!!!
先生
なんだ急にwww


★昼休み
ホソク(ホビ)
ホソク(ホビ)
解読できないんだが。
ナム
ナム
お前、英語苦手だもんな。
あなた

頑張れ〜w

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