第5話

私の過去
10,288
2021/03/26 02:51
あなた

私はバレーの練習をずっとしてました。正直自分は部活内で誰よりも練習してたと思います。でもある日、先輩方に言われたんです。「なんでろくに努力してないあんたなんかにスタメン取られないと言えないのよ」って。だから私はそれなりに練習してましたよ?って言ったら、「あんたは練習なんて全然してなかったじゃない?!才能だけでしょ?!」って言われてあぁ私の努力は誰にも認められないんだなって思ったんです。

あなた

それにその日からその先輩が私の事虐めて来るようになって。そしたらクラスの人も誰も私の事信じてくれなくなって、グス、バレーも嫌になって、グス、トラウマになったんですヒック

昔の事を考えたら自然と涙が出てきた
及川 徹
及川 徹
あなたちゃんよく頑張ったね…
そう言って及川さんは私の事を抱きしめてくれた
あなた

私だって…ヒック頑張ってたグスのに…

こんなに子供みたいに泣いたのなんて久しぶりだ
及川視点
あなたちゃんにこんな事があったなんて知らなかった。

すると肩に何か乗って来た感覚があった
あなた

スースー

及川 徹
及川 徹
え?!
あなたちゃんは泣き疲れたのか俺の肩で寝ていた。

俺はあなたちゃんを起こさないようにゆっくりあなたちゃんを抱えてあなたちゃんの家へ向かった。((ちなみにお姫様抱っこっすBy主








英視点
あなたが全然帰ってこなくて心配していたけど帰って来たら及川さんにあなたが抱えられていて一瞬何が起こったか分からなかったが、とりあえずあなたを部屋へ連れてった。
国見 英
そんで、及川さん
及川 徹
及川 徹
ん?
国見 英
何があったんですか?
及川 徹
及川 徹
あなたちゃんになんでバレーしないのか聞いたらあなたちゃん泣いちゃってそれで泣き疲れたのか寝ちゃったから
国見 英
そーでしたか。ありがとうございました
及川 徹
及川 徹
うん
国見 英
及川さんももう遅いので気をつけて帰って下さい
及川 徹
及川 徹
うん
明日ね
国見 英
はい












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