しんじたちは裏の倉庫へやってきた。時間は7時だ。
ようこ、大丈夫か?
私は平気よ。心配なのはしんじ君よ。
何?やっぱり怖いの?抱きついても良いわよ?
怖くないよ。
(みんな、気付いてるんだけどな。まあ、良いか)
倉庫の中に入る。
相当ボロくなってるな。
うわ~。クモの巣張ってる。
(ブルブル)
しんじ君、もしかして……
怖くないぞ。
何も言ってないよ。(ふふっ。ムキになっちゃって)
(いい加減、認めれば良いのに)
無理しなくて良いわよ。
だ、誰が無理なんか……
みんな、気付いてるんだよ。お前が怖いもの苦手だと言うのはな。
分かりやすいよ。
そんなに気落とさないで。誰にでもあるわよ。
慰められた。ようこは優しいな。
そんなこと。(しんじ君の事が・・・だから)
早く行くぞ。
全員が中に入ると、ドアが閉まる音がした。
おい、閉めるなよ。
閉めてないぞ。
勝手に閉まったの?怖い。
見えない。
見えないな。
うるさいわね!
地下に繋がっているみたいで、階段があった。
大丈夫かな?
俺がいる。
余計心配なんじゃない?ようこに抱きついたりして。
えっ?(そうして欲しいな)
まきこ、バカにしすぎだ。
ごめん。(笑)
こいつ、笑ってやがる。
下に降りると、広い空間に出た。ここにあったものは新しい倉庫に移したらしい。
うわー、何か出そうね。
へんなこと言うなよ。
助けて……
誰か、何か言った?
言ってないよ。
お化け?
うわ~!
……そんなに怖いの?
はっ。
そんなことより近くに行って確かめないと。
しんじたちは声がした方に行ってみた。
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