第4話

屋上。
1,039
2018/08/08 05:57
先輩は、


狭い屋上の中に  

少しだけ開いてるところを見つけて


私の後ろに


友達と寄ってきて、



お弁当食べてたの。   



だけど、そこは

思ったよりも狭かったみたいで



話に夢中になってた


先輩の肘がわたしの



背中にぶつかって、



ちょうど、ペットボトルのお茶を



飲んでいた私は、


その、衝撃で



お茶を制服にこぼしてしまった。

マサイ
わっ!ごめんっ!
先輩が

初めて


わたしの存在に気づく、



あまりの出来事にびっくりして

動けない私。
あなた!
涼がそう言って、ペットボトルを拾い上げたので、

全てがこぼれるのは免れた。


動けずにいた私を見て


先輩が


心配そうに声をかけた。
マサイ
大丈夫?どっか怪我した?
あなた

あ、大丈夫です、びっくりしただけなんで、、

マサイ
良かった。…………て、よくないか、ごめん、制服濡れちゃったよね?
ハンカチを出して拭いてみたが、
ハンカチ一枚で済むレベルじゃない。
あなた

どうしよう………

今日は体育がないので

ジャージを持ってきてない。
困る私に先輩がこう言った。
鈴葉唯菜。
中途半端だけど長くなりそうなので切ります。

あと!

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