第2話

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2019/06/01 15:39
夕ご飯が終わってソファーでくつろぐ

「あなたまだ終わらんの?はよ来てやぁ」

「お皿洗ってるから待ってね」

「それより廉ってそんな甘えん坊だったw?」

「今日だけやし…あなたこっち来て?」

わざとらしく首を傾けて名前を呼ぶと作業を中断し来てくれる

「そんな風に言われたら行くしかないじゃん」

ソファーの隣を空けてあなたを座らせ抱きしめる、久々の感触に胸がきゅっとなる

「ふふっ可愛いね廉」

頭を撫でながら言われる…犬ちゃうぞ俺は悪い気はせんからええけどな

あなたは俺の3つ上で、普段は俺と全然変わらん気がするけど

こうゆう時は少し大人だと感じる我慢せずに甘えられるし甘えさせてくれる

「あなたそういえば風呂まだやん」

「あ、そうだ入ってこようかな」

「俺、皿洗うの続きやるわ」

「ありがとう、じゃ入ってくるね」

ご飯作ってもらったし、今も甘えさせてもらったし…皿洗うぐらいしか出来ひん

「最初、ベッド入っててね」

「ん、分かった」

皿を洗い終え、歯を磨き言われたとおりに最初にベッドへ潜り込む

「…はぁ落ち着く匂いや」

ベッドからあなたの匂いがして

心も体も癒される

「ふぁ~やば寝そ…」

驚く程にリラックスしてしまい寝そうになる

あなたは風呂が長いんよな

せっかく明日は午前もゆっくり出来んのに今日あなたに触れんで寝るとかありえへん

「………」

はよ上がらんかな

少しなら仮眠しても

大丈夫…






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