大野)もし、いるよって言ったら?
どーも。あなたです。
皆さん。
好きな人いるの?って聞いて、
この返答ってありですか。ねえ。ねえ。()
結局私が答えないといけないやつじゃないですか。
何で答えねーんだばかぁぁぁ、((壊れた
あなた)…へぇーっていうかな。笑
大野)…だけ?
あなた)だけって何よw
大野)……俺らさ。色々あったじゃんか。
お兄ちゃんはいきなり真面目な顔をして話し出す。
そう、確かに、、いろいろあった、というのは事実。
大野)俺は父さんの奥さんの子供。あなたは父さんの浮気相手の子供。
あなた)…ん。
大野)俺らは血繋がってないし、本来なら家族とも言えないような関係なわけじゃん。
あなた)…それがなんで今出てくるの?笑
あまりにも真剣にお兄ちゃんが言うものだから
少し不安になってきてしまう。笑
そういうこと気にしないで普通に過ごそうって
お兄ちゃんのお母さんが言ってくれて
もうなかったことになったはずなのに…
大野)俺が言いたいのは、俺とあなたは他人だってこと。
あなた)…他人だったらなんなの?
大野)…俺に好きな人がいるって知ったら、悲しんだりするかなぁーって。
な、、、
なにそれ。え、なにそれ。((
いや、血は繋がってないとはいえ私にとっては
生まれた時からずっと一緒にいる人だし、(w
悲しむとか悲しまないとかいう問題か??笑
あなた)そんなの、、私にとってはお兄ちゃんはずっとお兄ちゃんだもん。
大野)…そっか。だよね。
あなた)急にそんな変なこと言い出して、どうしたの?笑
大野)え?や、まぁ、
大野)俺は逆にあなたに好きな人がいたら嫉妬するから。あなたはどうかなって。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。