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第2話

1 出会い
辛い



苦しい



痛い



もう、








死にたい






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真琴
ハァ、ハァ…っ
私は薄暗い路地裏を走っていた。

病院の服で、しかも裸足。

そう、病院を抜け出してきたのだ。
真琴
(やっと、着いた。此処だよね?)
此処は自殺嗜癖(なんだそれ)の間で有名な自殺スポット。飛び降りる時に、ほとんどの人が気を失うそうで(なんでわかるの?)楽に死ねるらしい。

階段を上がる。






ガチャ🚪

そこには誰も居ない…筈だった。
真琴
(先客⁈)
其処には、茶髪の青年がいた。

其の人と目が合う。

そして、身を投げる。

身を投げるって…屋上だけど?!

私は、考えるより先に走り出していた。
気付いた時には、もう手の届くところに其の人はいた。
真琴
っ…!大丈夫、ですか?!
私は両手でその人の右手を掴んだ。

これから自殺しようとしてる人が、目の前で自殺(?)しようとしている人を助ける…というか、自殺の邪魔をするなんて。やっぱ私って馬鹿だ。

ズルッ

真琴
掴んで、私の手を!!
其の人は答えない。ただ、じっと下を見つめている。

掴めよっ!

怒鳴りたくなる。

まぁ、自殺しようとしてる人に言う言葉じゃないけど。
真琴
(ヤバイ。もう限界…)
手を放してしまいそうになったその時。








ガチャ🚪







後ろでドアが開く音。
それと同時に、男の子の声が聞こえた。
太宰さん!