第8話

欲望
20
2021/06/19 11:00
あれから1週間たった。正直言うと何も分かってない頭のいい千里ですらお手上げ状態
あいつ頭良くて人の感情に敏感に意外と反応するから僕はビックリしてるよ…咲希の演技力の高さに(´・ω・`)
ってかそういや僕一応3人の中では1番年上なんよ(´・ω・`)
えっといまが2021で…←あれ?
そうそう!僕と咲希が13なんだけど咲希は2月に13になったばっかなんだ
僕は4月2…
学年は一緒でも4月で区切りが着いてるから生まれた年は違うんだよ
ま、まぁ話がこんがらがってきてややっこいけど!!!
僕はえっと今年で14だから…←生まれた年覚えろよ
僕は2007年、咲希は2008年なんだ
あぁぁぁぁぁぁ!!もう誕生日晒しちゃえ笑←おいおいおい!!!?
その方が早いっしょ☆
たしかこう!!!←こいつは都合のいい時思い出す☆

2007年4月2日
咲希
2008年2月6日
千里
2008年10月31日
…(  ˙-˙  )
バリバリ年上\(^o^)/
早生まれと遅生まれの制度があるから僕は学年で3月生まれとかいるのに歳上なんだよぉぉぉぉぉお!!!(´TωT`)
ほぼ1年違うじゃん!!!(´TωT`)
うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!(´TωT`)
ま、1年の違いなんだけどスンッ( ˙꒳​˙  )
でも年の差を意識して育てられた僕には気にしないということは出来ないわけで…
僕は気にしちゃうわけでね\(˙◁˙)/
ってそこは置いといて
だから1番年下の千里より頭が悪いと居所が狭いわけで( ̄▽ ̄;)←成績は咲希より下
なんなら千里小6の僕のできない問題簡単にとくからね?!
居場所せめぇぇぇぇぇぇぇ!!!(´TωT`)
千里にたまに
千里
あーれこんなのも出来ないんでちゅか赤ちゃんでちゅねぇwwww
とか言われるんだよ?!(´TωT`)
最近言わんくなったけどスンッ( ˙꒳​˙  )
でももう勉強諦めた僕に何を求めるんだァァァァァァァ!(´TωT`)
と、茶番は捨てよう( ・∇・)
1番最初まで話戻すとそんな千里でお手上げ状態
それって結構気まじぃ訳で(´・ω・`)
もう直接聞いちゃいます( `ᾥ´ )
相談して欲しい、それが今1番僕が欲しいものだから
欲しいもののために聞いちゃうぞ☆
ものじゃないのは気の所為だよ☆
って言うわけで今相談室に勝手に先生いないはずだから入ってます
咲希
あ、咲希ー
うんうんやましいことはなんにもないよ〜という風に呼びかけるのが上手い上手い!!いいぞ架莉久!!!!
咲希
ん?
今日遊ぼー
咲希
いいよー千里はいる?
咲希
いるならお菓子多めに持ってくけど
おか↑っし!!!
咲希
でも残念ながら千里はいない(´・ω・`)
咲希
あれ珍しい
いや千里は最近忙しいんだよ(´・ω・`)中学の準備で
咲希
あそっか
んで卒業祝いになんかしよーぜ!
咲希
いいねぇ
じゃ帰ったらいつもの場所で!
咲希
りょ!
約束を上手く取り付けたァァァァァァ!!!
ちなみに一応ガチでやることを約束の題材にしてます( ・∇・)
とゆことで放課後
咲希
(;-ω-)ウーンとりま花買うとか?
莉久が欲しいものーとか参考にしたいんだけどなんかないの?
未だに聞き出せず、そして何するかも決まってないこの状況( ・∇・)
(;-ω-)ウーン
おい!ここだぞ莉久!!勇気出してまさに血も涙もないってほど勇気振り絞れぇぇぇぇえ!!!(何言ってるんだろうか)
咲希
お前は欲望がないのか(´・ω・`)?!
あまって血も涙もって事は振り絞ったらダメやん( ・∇・)←スルーの天才
死んじまうわ(´^ω^`)ハハッ
よしここで選択肢は3つ!
・勇気出して聞く
・爆弾目の前でいきなり作る
・食べる(爆弾を)
・爆弾プレゼントを提案する( 。∀ ゚)←おいやめろby千里
なんかやめろって声が脳内で響いたのは気の所為だね☆
ん?3つじゃない???そうだよ(((うましか
咲希
(;-ω-)ウーンどうするか
爆弾でもプレゼントしたらいいかな?
咲希
それは草…でもいいかもψ(・∀・)ψアヒャ←あれ
いや嘘だよ!?
ふざけてる場合じゃあないわ…←賢者モード
咲希
うん知ってる( ・∇・)
そんなん知ってる



でもこうしないと僕らしくないし何より怖い





壊れちゃいそうで怖い



でも真剣に向き合わなきゃいけないんだ、



僕でも少しは役に立たなきゃ












咲希の重荷を外して笑わせてあげなきゃ
ちくしょうめ
咲希
(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッオエェェェー!!!
おいおい無理すんなwww高音出しすぎてむせとるやんww
咲希
(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
草(  ˙-˙  )
…スゥ
よし、頑張れ僕
咲希
咲希
何この沈m_
ねぇ
僕は自分では信じられないくらい声のトーンを下げてその言葉を放った
咲希
な、なに?
…何かあったなら相談してよ
咲希
…えっと
僕知ってるんだよ
咲希が悩んでる事
咲希
…なんの事かな?
とぼけても無駄
僕は押しに弱いから圧をかけて一言一言重くして言ったのを何故か鮮明に覚えてる
咲希
…俺はなんも悩んでな
とぼけても無駄って言ったよね?
今日3回目以降は言わないよ
知ってるでしょそう言うとこは僕嘘はつかないって
怖いかな、「いつも元気で親しみやすそう」な僕、そこから離れてるから
でも本気だって言うことは伝わるよね
咲希
咲希
何か解決でもできるの?
良かった千里の時みたいに 確定した事 みたいに言ってない
なんの悩みかわかんないと何もわからないでしょ
咲希
千里でも解決できない、それが確実なんだけどそれでもできんの?
それも話さなきゃ分からない
咲希
きっと考えるだけ頭痛くなるよ、
それでも話して欲しい
咲希
…でもごめん怖いんだ
…なら「強制」はしない、
咲希
…俺はこれを莉久に話しても意味ないと思ってる。
咲希
だからこの話はおわ
でも
僕は何時でも…ってのは臭いから言わんけど
待ってるから
咲希
…親しいからこそ話せる事と話せないことがあるんだよ
よーく分かった
怖いんだ咲希は
その悩みを言って関係が崩れるのが



そして意味ないってのも建前だなこりゃ
僕はその方が関係は崩れると思うよ
咲希
言ってくれるまで待つから、僕はいつも通り接するよ
咲希
それは保証あるの?そんなの無いでしょ?
保証なんて言葉は無い、確かにだ
でも僕はこんな重い嘘をつくのは好きじゃない
咲希
…考えさせて
…そっか
その後咲希は帰った


無理させたかな?
僕はちゃんとできてたかな?
伝わってたかな?
…考えてもなんもないか
僕はいつも通りだったんだからきっと伝わったよね
いやある意味いつも通りでは無いか(´・ω・`)
って千里のプレゼント考えてないな…
僕の貰って嬉しいものとか言ってたな…
ん?
それを参考にするなら欲しいもの決まってね?
僕ただただものでは無いから言わなかったけどいいんじゃね?
………………………アハハ
咲希
欲望がない?僕は欲望に塗れてるよ
千里だって教えて「欲しいんだ」
なら合理的だろ
こんな形なのは癪に障るけど
やろうじゃないかプレゼント計画
…こんなことを考えてる僕はきっと狂人じみてるんだろうな
ただそれだけ思っちゃうな、


ごめんね咲希、君の性格的にも計画的にも君には強制させそうだよ
ごめん、咲希

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