眠くなるような難しい講義を受け終わり私は再びLINEを開いた
LINE
また迎えに来てもらって悪いな、なんて思いながら正門に向かう
正門の前にとまってるあの白い車、あれがゆうたの車だ
大学どうだった?とかやまとも来たがってたけど必死に阻止した!とかひゅうががたくさん話してくれるおかげで話には困らなかった
新メンバーのことは話に出なかった
私が車から降りようとすると
私は不思議に思いながらInstagramをみながら電話を待った
📞〜
私はオートロックを解除してもらいやまとの家に向かう
鈴木の表札を見てまたインターフォンを押す
ガチャ
廊下を進みリビングに繋がるドアを開けた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!