道枝side
長「仕事やから仕方ないやん...」
道「そうだけど、!」
長「終わったらすぐ帰るから、な?」
道「..わかった」
長「ごめんな、いってきます!」
道「いってらっしゃい...」
最近謙杜の仕事が多くなって2人で過ごす時間が少なく
なった。
仕事が終わった後に飲みに行ったりして帰るのが遅くな
ることもある。
仕事やから仕方ないんやけど...
寂しすぎて死にそう。
帰ってきてから長尾は俺を抱きしめてくれるけどそれだ
けじゃ足りへん。
道「はぁ〜..キスしたい」
来週は2人ともオフの日があるからそれまで我慢やな。
それから数日。
やっと明日はオフや!
今日の夜からちょっとだけ...甘えてみようかな。
長「ただいまぁ、疲れた〜」
道「おかえり、謙杜」
長「ごめんなぁ今日も仕事遅くn...え゙!?」
道「な、なに?」
長「い、今謙杜って...//」
道「あかんかった、?」
長「全然!!みっちーから呼ばれるなんて思ってへんか
ったから嬉しい!」
道「みっちー嫌や。...名前で呼んで」
長「俺も?//」
道「お願い」
長「うぅ...し、しゅん?//」
道「しゅん...」
まさか2文字で来るとは...
駿佑って予想してたからあかん、可愛すぎる..
長「あかんかった?」
道「嬉しすぎて死にそう」
長「ならよかった(?)」
長尾が風呂から上がってきて2人でソファに座る。
風呂上がりの長尾は色気あるしいい匂いするし目に悪
い。そのうち興奮して倒れそう。
長「どこ向いてるん」
道「いや、このテレビおもろいなー」
長「そこテレビないやん、こっちやで」
長尾が俺の腕を引っ張ってテレビのある方向に向かせよ
うとする。
テレビ見ると視界の端に入ってくるんよな、、
長「しゅん?」
こてんと首をかしげて俺の顔を見てくる。
可愛ええ、こんな可愛ええ子世界におるんや。
長「何でこっち向かんの!」
道「け、謙杜が可愛すぎるから見れへんのや!//」
長「え、、なんやそれ//」
あああ、言ってもうた...引かれてへん?大丈夫やんな?
長「しゅんの方がかわええよ//」
道「〜〜〜///」
幸せや。明日もこうやって過ごせるんや。
長「もう寝よか//」
道「うん//」
ベッドに入って長尾を抱きしめる。
長「ぅお、今日のしゅんは甘えん坊やな〜」
道「久しぶりの謙杜やから..嬉しくて」
長「俺も嬉しい。しゅん、キスしたい」
道「俺も、したい。」
長尾の顔が近づいてきて目を閉じる。
唇が重なったが、すぐに離れていった。
目を開けると長尾は恥ずかしそう顔を真っ赤にしてい
た。
道「もっと長いの..したいんやけど」
長「え...うん、///」
道「しても、ええ?」
長「...ええよ?」
その後は何度も唇を重ねてイチャイチャしとったから寝
るのが少し遅くなったけど、明日休みやしいいか。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!