第61話

『番外編【結構相手 2】』
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2021/06/05 14:04
ス「あなたさんに、怒られるなら本望だな〜」
ガ「気持ちわりぃな…お前」
あなたに叱られているガジル、スティング。スティングはすっかりあなたの事が気に入っているのかデレデレとしている。
リ「相手を探しているのなら、俺が相手になろう」
貴「え、あ、リオンさん?」
ギュッとあなたの手を掴みジーッとあなたの瞳を見つめるリオン。
ガ「あなたの相手は俺だ!!」
ス「俺ですって!!!」
リオンも巻き込みギャーギャーと騒いでいるガジル達。これにはあなたも頭を抱えてしまっている。
貴「ハァ…そんなにムキにならなくても…」
アハハと苦笑の笑みがこぼれるあなた。すると、突然フワッと浮遊感に襲われた。
ス「あなたさんの事いただきますねー!!」
貴「え、ちょっと?!///」
あなたをかっさらっているのはスティングだ。隙を見てあなたのことを横抱きにし、そのまま剣咬の虎の元に向かっている。
貴「イーヤ!!!…怒るよ」
ス「!?…ハイ、スイマセンデシタ…」
あなたがガチで怒り、スティングのことをジロっと睨むとスティングは急停止し、あなたのことを降ろした。
貴「全くもう…」
ガ「この、エロガキが!!」
リ「氷漬けにしてやる…」
スティングに対して、ガジルとリオンがマジでぶっ飛ばす感じを出している。流石に可哀想だと思ったあなたは、2人に過去よった。
貴「スティング君も悪気があってやったんじゃないですから、許してあげてください」
ス「あなたさーん!貴方は女神だ!!」
スティングはギュゥゥとあなたに抱きついた。全く彼は悪気がある。100%悪気がある。
ガ「どきやがれ!悪気エロがき野郎!!」
リ「まずは、足?それとも頭か?」
貴「…ウゥ…お兄ちゃーん」
対応がめんどくさくなったあなたは必殺技を使った。『お兄ちゃん』と呼ぶとラクサスが飛んでくるのだ。
ラ「お前ら、散れ」
貴「散れはないでしょ、散れは…」





















































ここでの結婚相手は決まらなかった。
でも、あなたの中ではガジル一択だったとか…

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