※キャラ崩壊注意※
風邪が治って、約1週間後。
梅雨の時期になり、僕は家に籠っていた。
今日はリビングでギターを弾き語ったり、
書斎で本を読み漁ったりして時間を潰していた。
ふと、インターフォンが鳴る。
ドアスコープから外を覗くと、
そこには米花町の死神と100億の男、(元?)FBIが居た。
なんて呟きながら、鍵を開ける。
すると、外からドアを開けられた。
(開けた犯人は降谷零だった。
え、公安警察だよね…?警察ですよね…?)
3人がリビングのソファーに座って、
僕は紅茶や珈琲、ジュースを手渡した。
なんか言い方が卑猥に感じた…のは気のせいだ。
うん、これは気のせい。
断じて脳内ピンクなワケではない。決して。
安室さんがカードをシャッフルしようとした時、
安室さんの前から腕が伸びてきた。
その腕は安室さんの手からカードを取り、
シャッフルをし始めた。
(安室さんはガッツリ睨んでる)
ちなみに、今現在カードを盗ったのは…
FBIこと赤井秀一こと沖矢昴でした。
うん、まぁ分かってたよね。
手慣れている、という度を越えた、
おおよそ人間じゃないスピードのシャッフル…(ド失礼)
なんて考えながら、ゲームを始めた。
山札の隣に置かれたのは青の1のカード。
次に出すのは青色のカードか、1のカードのみだ。
緑はジンの瞳の色だなぁ、
なんて考えていてもゲームは続いていく。
なんと、安室さんが山札を僕に近付けてきた。
…もしかして、すっごい勝ちに行ってない?
そう言って、3人ともカードを取った。
…もしかして安室さん、
緑のカードがジンの瞳の色だから、
手元に長く持ってたくなかったのかな?
「最悪だ…」とでも言いそうな顔をして、
安室さんは山札からカードを2枚取った。
まぁ、中身は高校生だからいっか☆
そしてコナンくんは渋々、山札からカードを取った。
昴さんも山札に手を伸ばし、カードを取った。
…あ、これ勝てるな
なんて言いながらも、
コナン君は山札からカードを4枚取った。
そして、2人が山札からカードを1枚ずつ取った。
何も言ってないのに、なんで山札を渡すの?
テーブルに置いたのは、赤の3。
つまり、僕の上がりだ。
その後もゲームは続き、順位はこうだった。
1位:あなた
2位:安室さん
3位:昴さん
4位:コナン君
ちなみに、2戦目でもコナン君は最下位でした…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。