第10話

17
2024/02/23 08:11
宿舎から帰るとき、ウジさんは作業がまだあるからと代わりにディエイトさんとバーノンさんが途中で送ってくれることになった。

道中、二人とこのカフェはおすすめだとか、この間発売した私の服を買っただとかそんなことを話していた。その流れで聞かれた。ウジさんのことをどう思っているのか。
キリカ
キリカ
どう、とは…
The8
The8
なんでもいいんだ、ほら、かっこいいとか
私は少し考え込み、いくつか上げてみた。

キリカ
キリカ
やっぱり、私を引っ張り上げてくれたことに感謝しています…
私が知らなかったことを沢山教えてくれたり、気にかけてくれたり…
二人は頷きながら話を聞いている。
キリカ
キリカ
Aがいなくなって、もう、いいかなって思ったときにウジさんがいたから、なんとか、立て直すことができたから…
The8
The8
好きなんだね。ヒョンのこと
キリカ
キリカ
VERNON
VERNON
ヒョンのこと喋ってるとき、恋してる顔してたし
私は急いで訂正する
キリカ
キリカ
いやいや、そんな、おこがましいこと…
私なんかが恋なんて…
The8
The8
そんなことないよ〜
私は顔が熱くなるのを感じた。
恋はしないと思ってた。
キリカ
キリカ
私がウジさんのことを好きでいいんでしょうか…
VERNON
VERNON
俺は応援する
The8
The8
うん、多分ヒョンも一緒だと思うよ?
恋…恋かぁ………

ねぇ、A、あんた、ほんとにキューピッドになっちゃうよ?
二人と別れたあと、私はアトリエでののんと寝転んでいた。
キリカ
キリカ
ねぇののん…私、年上でもないし、活発でもないし、黒髪センター分けでもないんだよ…
にゃーん
キリカ
キリカ
色々全部違うんだよね…
にゃー…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺はキリカのことが好きだと気づいたとき、ヒョンたちは俺より告白のタイミングに悩んでいた。
S.COUPS
S.COUPS
だからさ、やっぱ最初に会ったとこが一番だと思うんだよ。
Joshua
Joshua
デートでしょそこは!
Jeonghan
Jeonghan
やっぱ呼び出して告白!だよね〜
言いたい放題だ。
だが実際に告白するのは俺だからな、俺が決める。うん、聞き流そう。
woozi
woozi
遊びに行くのは、いいかもしれない…
Joshua
Joshua
デート!
心の中で呟いたつもりが声になってしまったようだ。シュアヒョンがデートを力説しているとき、キリカを送っていたディエイトとバーノンが戻ってきた。信じられないことを持ち帰って。
The8
The8
キリカとヒョンは両片思いですね
woozi
woozi
VERNON
VERNON
私がウジさんのこと好きでいていいのか、悩んでましたよ
woozi
woozi
いいに決まってるだろ〜〜…//
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キリカ
キリカ
いつ、伝えよう…
いつもだったらAが…いや、依存しすぎだ…
でも、相談できる相手がいない。
キリカ
キリカ
親友になら…いい…かな
私は日本の親友に電話をかけた。
セツ
セツ
どしたのメイ、珍しいね
キリカ
キリカ
セツ…告白って、どうやってするの?
セツ
セツ
そうなった経緯をどうぞ
私は最初から最後まで全部事細かく話した。
セツは黙って聞いたあと、
セツ
セツ
なんで今まで気づかなかったのさ
散々出てるじゃんサインがさ!!!!
キリカ
キリカ
う……
セツの声がでかくなった。
セツ
セツ
そういうのはね、自分で考えるのー!
それじゃおやすみ
キリカ
キリカ
きれちゃった…
私が呆然としているとカトクにメッセージが来た。

ウジさんからだった。

プリ小説オーディオドラマ