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第1話

prolog
放課後、私しか入らない南校舎の教室で。

『てるてる坊主さん。』

『明日は木曜日。プールの日です。』

『どうか、雨にして下さい。』

逆さまのてるてる坊主は、雨の方を向いてほんの少し揺れた気がした。

てるてる坊主さんの隣には、形がいびつなてるてる坊主さんがたくさん。

そう、私はプールの前日、いつもてるてる坊主さんにお祈りしている。

叶わないときだって、あるけど。


???『君、何してんの…?』

ハーフみたいな顔立ちをしている男の人が、ドアを開けて大きく目を開いた。

???『ティッシュの無駄じゃん。w』

この人は誰で、ここに何をしに来たのかも分からない。

けど1つ分かってしまった。

てるてる坊主さん。

恐らく、さようならしなきゃいけないね。
この日々は続かない。

この人に、何かを変えられてしまいます。