そう言うとじんたんはスマホから俺に目を移した。
そういった瞬間のじんたんの目。
汚いものを見るような、
苦笑いの精一杯の笑顔、
まるで俺が変人みたいじゃないか。
じんたんだけは信じてた。
みやよりも、家族よりも、
なのに……
あの一言のせいで、
関係が、
今まで共に積み上げてきた積み木が、
禁じられた恋心が、
一気に崩れた。
『気持ち悪い』から?
『男』だから?
じんたんはそんなやつじゃない。
そんなことでじんたんはスカイピースをやめたりしない。
だってじんたんは、
じんたんは──
いつの間にか俺はじんたんの唇に自分の唇を付けていた。
そう言われても俺はやめない。
服の中に自分の手を入れて動かす。
無言でこんなことをする俺は相当怖いだろう。
じんたんがその気なら、
どうにかしてでも俺はじんたんを振り向かせる。
一緒に生きるために、
一緒に舞台で踊るために、
一緒に死ぬために…
やるからには全力で──
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
はい、とゆー意味のわからん話ですね。
要するに、
テオくんはじんたんに振られて、振り向かせるための手段を間違えたという感じですかね?
いや、こーゆーテオくん好きなんですよね〜。
わかる人いるかな??←
あ、前にハニーに頼まれてなんか裏切られたみたいなの書いてって…
なんか期待と違ったよね?ごめんちゃい!スィスェん!!!←←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。