今日はテオくんとふたりで海!!!←いや季節考えて
久しぶりですっごく楽しみ!!
テオくんと色々話してたら、
いつの間にか海に着いていた。
俺とテオくんは着替えて海に飛び込んだ。
……………と思った。
海に飛び込んだのは俺だけだった。
テオくんは、どこ?
テオくんは何かを見ていた。
なに見てんのー?
…………ああ
そっか。
テオくんは女の子たちを見ていた。
やっぱり女の子のほうがいいのかな………
胸だってあるし、
可愛いし………
俺じゃ、ダメかな………
俺はその日、
あまり楽しめず、
いつの間にかスカイハウスに着いていた。
お前だよ、気付けよバーカ……
あったけど………
そんなつもりないのに………
俺はテオくんに当たってしまった。
………………………………
俺らの間には会話はなく、
静かだった。
急にテオくんが叫んだ。
正直、ビクッた。
思わず声がでかくなってしまった。
ず、図星?
俺は焦ってしまった。
冷静に冷静に……
俺はもうやけくそだ!
もーいい!
そうだよ、
なに言ってんだ?俺。
もう混乱して、
口は閉じなかった。
ホントにテオくんの言ってる意味が分からなかった。
テオくんが俺しか見れない?
俺の可愛い姿?
は???
俺はテオくんに押し倒された。
ああ、
こーゆーことか………………
テオくんは俺にキスをした。
最初は浅かったのに、
徐々に深くなっていった。
俺の顔は赤くなっていた。
自分でもわかるほどだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。