黒いマントを被った謎の男が呟いた。
あなたは謎の男に言われました。
あなたはコクリと頷き、男の前に座った。
男は紙芝居を取り出し、
話し始めた。
ー
あるところに、
" じん " と言う男が居ました。
じんはメガネをかけていて、
髪の毛は染めていてとげとげしています。
歳は20代前半。
そんな男、じんには好きな人がいました。
その好きな人と言うのは……
この男、テオと呼ばれているやつでした。
帽子を被っていて肌が少し黒いく、こちらも髪の毛を染めている。
失礼だが、馬みたいな顔をしていた。
じんのいる世界は同性愛を認めません。
叶わぬ恋をしてしまったのです。
一方テオにも好きな人がいました。
みやと言う男です。
塩顔で歌が上手く、髪の毛は黒色です。
みやという男はというと、
じんが好きなのです。
完全なる " 三角関係 " です。
みやとテオがふたりで家にいました。
じんがコンビニに出掛けていた時でした。
みやは一息ついてから言いました。
テオは驚いて言葉が出ませんでした。
頭が真っ白になったのです。
気まずい雰囲気の中、
みやからいろいろと聞いていました。
じんを好きになった理由、
いつから好きになったのか、
いつ想いを伝えるのか…
テオの心が痛むような話ばかりを。
みやから聞きました。
どうやらじんはテオのことが好きだと。
みやはじんに相談されていたのです。
みやは、
『好きな人の好きな人の話を聞くのは辛かった』
そう言っていました。
こうして、
テオの恋は終わりを告げました。
そう言い残して家を出ました。
みやは引き止めようとしましたが、
テオは走って帰ってしまった。
その日の夜、
テオはじんにLINEをしました。
『今から○○公園に来れる?』
『伝えたいことがあるんだ』
『すごく、大切なことでさ…』
『言葉で伝えたいから』
『うん、いいよ』
じんは返信しました。
じんは着ていた部屋着から少しお洒落な服を着て、
髪の毛をささっとセットして家を出ました。
じんは走って公園に行きました。
早くテオに会いたいから。
テオはじんに告白する。
それが分かっていたからです。
自分のことが好きだった、
両思いだった、
今から二人の愛が重なる。
振り返るとテオが立っていた。
テオは笑ってじんに近付きました。
そしてじんに顔を近付けました。
じんは目をつぶって唇を少し尖らせました。
じんのお腹にはナイフが刺さっていました。
じんはその場に倒れ、
動かなくなりました。
.
ー
計画通りなのか、
それかただ忘れただけなのか、
表情が見えなくて分からない。
口元が笑っている。
そう言いながら謎の男は被っていたマントのフードをとった。
謎の男はそう言ってどこかに消えていった。
最初からいなかったかのように。
その男は、
テオという男の特徴と似ていた気がした。
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はい、
意味がわかりませんね☆←
これはお風呂でふと思いついたやつなんで〜、すごく雑いですね。
すみません。
簡単に言うと、テオくんが狂ってる?みたいな感じですね。←いや語彙力
じんたんがいなければみやは自分に振り向いてくれると思ったんでしょうね。
わいって三角関係書かない人だし、
そもそもみやはフォローとして入るのは書くやつなんでぇ、
みやがスカイピースのどちらかに恋してるやつは書かないんすよぉ。
だって大好き!ってほどのシュチュじゃないからね〜((なんだお前
だからこのお話はレアってことにしといてください。←←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!