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第15話

皆でプール掃除


放課後、俊と一緒にプールへと向かう。

渡辺俊
渡辺俊
なんで僕がわざわざ……
山本恵里香
山本恵里香
ね……

となりで不満の声をこぼす俊に、
私は苦笑する。


ちなみに、指名された人数は
私と俊を混ぜての4人。


亜莉朱ちゃんと佐々木宏太ささきこうたくんも
一緒の掃除メンバーに。


皆でローファーと靴下を脱いでから、
はだしでプールサイドに上がると、
塩素のツンッとした匂いがまとわりつく。

渡辺俊
渡辺俊
モップ。
山本恵里香
山本恵里香
待ってね、えーっと……


掃除道具が置いてある倉庫のなかに入ると、
1つだけモップが壊れていることに気づく。


太田亜莉朱
太田亜莉朱
宏ちゃんどうしよっかー
佐々木宏太
佐々木宏太
壊れてるならしゃーない
俺が抜けてやんよ
太田亜莉朱
太田亜莉朱
アンタばか!!
佐々木宏太
佐々木宏太
あははー、
亜莉朱のビンタ地味に痛ーい

そう笑うのは、
ジョークと盛り上げることが得意な佐々木くん。


ふわふわとしたショコラ色の髪に、
パッチリとした愛らしい二重のたれ目。



さらにぷっくりとしたさくら色の唇で、
子犬みたいな可愛らしい顔立ちだ。


クラスの皆からは、フレンドリーに
“宏ちゃん”なんて呼ばれるくらい
男女問わずに好かれたムードメーカー的存在で。


思いっきり笑う太陽みたいな笑顔を見たら、
大抵の人は佐々木くんの魅力にハマっちゃいそうだ。

渡辺俊
渡辺俊
モップ足りないんだったら、
1人は違う役割したらいいじゃん。
佐々木宏太
佐々木宏太
えー、たとえば?

かったるそうに喋る俊に、
物ともせずに聞き返す佐々木くん。

太田亜莉朱
太田亜莉朱
んもーっ、さっさとしないと
日が暮れちゃうでしょ!!
こうなったら男子がモップしてよねー
山本恵里香
山本恵里香
そうだねっ、
私たちは草むしりしよっか

ふとプールサイドの外側に目をやれば、
周りは雑草が伸び放題になっている。


ここも一応、プールサイド付近だから
掃除に入る、よね。……うんうん。


佐々木宏太
佐々木宏太
まぁーここは、
男子がカッコイイ姿見せないとなっ
渡辺俊
渡辺俊
なんか、宏ちゃん張りきってるね。
佐々木宏太
佐々木宏太
あったりっめぇよ!!モテたいし!!
渡辺俊
渡辺俊
だから、逆にモテないんじゃん。

なんか俊たちモメてる……??