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第7話

桜が咲き誇る季節は嫉妬日和

今は授業中。

先生
先生
次のページ開けー。
ここは……

たいくつな授業に思わず、
ふぁ〜と小さなアクビが出る。


太陽のひなたぼっこに、
ふと居眠りしてしまいそうで。


ほっぺたを強くつねる。

山本恵里香
山本恵里香
い……いひゃい……

ちょっとつねり過ぎちゃったかも……??

先生
先生
職員室からプリント持ってくるから、
静かに待っとけよ


一斉に『はーい』なんて素直な返事をするけど、
きっと自由時間になるんじゃないかな……。


ドアから先生が出て行ったのを確認すると。


前を向いてた生徒は、
後ろにくるっと体の向きを変えて
友達とお喋りタイム。


や、やっぱりねー……。


私はとくに話す子もいなく。


校庭でサッカーをしている男子を、
窓からぼーっとテキトーに観察していた。
__グサッ
山本恵里香
山本恵里香
……痛いっ!!

突然、頭に走る痛み。


何か急に!!
頭に当たって痛いよ~!?


あわてて確認すると。
山本恵里香
山本恵里香
(ん?これは……メモ??)

机のギリギリに置かれた紙の切れ端。


そっか!!


さっき頭に当たったのは、このメモだ。


誰のだろう??なんて考えながら、
とりあえず開いてみる。

“どこ見てんの。”


なんてクセのある字で書かれていた。


もしかしてこれー……。


たぶん、そうだ。


私も置いていたシャーペンを手に取り、
空いているスペースに返事を書く。

山本恵里香
山本恵里香
“サッカー見てただけだよ!!”
渡辺俊
渡辺俊
“本当に?男子見てんじゃないの?”
山本恵里香
山本恵里香
“目が悪いから、誰が誰とか
分からないから見てないよ!!”
渡辺俊
渡辺俊
“ふぅん。”
先生
先生
コラ!!渡辺!!
授業中にメモ回しとは何だー!!
山本恵里香
山本恵里香
ひぃっ……!!
渡辺俊
渡辺俊
つい、ヒマだったんでー

ちょっ!?ヒマって……!!
先生
先生
ほぉ、随分ずいぶんといい度胸どきょうじゃねぇか。
罰としてプリント運んでくれな。

ほらぁー!!
渡辺俊
渡辺俊
え、面倒い。
先生
先生
面倒い、じゃないぞ!!
ちゃんとやれよー

後ろの俊を見ると、
フキゲンそうな顔で頬杖をついていた。


いや……。


そうなるのは、俊の態度が
原因だと思いますけどね~……。
*


チャイムが鳴って、
先生に頼まれたプリントを
俊と分けて持っていくことに。

山本恵里香
山本恵里香
こ……こんなにっ!?

教壇の上に、どっさりと積んである
プリントにあ然としてしまう。
渡辺俊
渡辺俊
ハァ……面倒くさ。

わぁ……。
もっとフキゲン度が増した気が。
渡辺俊
渡辺俊
これもサッカー見てた恵里香が
悪いんだからね。
山本恵里香
山本恵里香
えっ!!何で!!そうなるの!?

ただ、ぼーっと観察してただけなのにっ。