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第40話

ひさしぶりのデート日和
土曜日の朝。


ピピッピピッ、と
鳴りひびくアラーム音に、
うっすらと目を開ける。

山本恵里香
山本恵里香
ふぁ~、朝かぁ……

目覚ましを手でとめて、
ベットから重い体をゆっくりと起こし、
カーテンをシャッと開ける。


強い光がまぶしいほどに差しこんできて、
それと同時にもわ〜んと猛烈もうれつな暑さを感じた。


毎日のカンカン照りに、
体がぐったりとなってしまう。

山本恵里香
山本恵里香
ん??

机に置いていた、スマホの画面が光っている。

山本恵里香
山本恵里香
(通知かな??誰からだろう)

手にとって、ロック画面を解除し、
相手の名前を確認すると

山本恵里香
山本恵里香
俊だぁー!!
めずらしいなぁ、
メッセージで送ってくるなんて

表示された俊の名前に
暑さもふき飛びそうなほど
心がはずんでいく。


俊とはつき合い始めたころから、
アカウントを交換しているものの


『そういうの面倒』
とか言われちゃって、
あんまりやり取りはしていなかった。


そんな俊なのに、急にどうしたんだろう??
ドキドキしながら、未読メッセージを開く。

渡辺俊
渡辺俊
“たまには2人でデートしない?”

一文で送られてきた、
絵文字もスタンプもなしの
シンプルなメッセージ。

山本恵里香
山本恵里香
ふふ、
なんだか俊らしいメールだなぁ

それでもすごく嬉しかった。


これは永久保存しなきゃだねっ!!
めずらしいもんっ。

また読み返したくなる日が、
絶対に来るはず。


……と、その前に!!

山本恵里香
山本恵里香
返信しとかなきゃっ

すぐにOKの返事を打って送信する。


周りにハートがいっぱいの、
キャラクタースタンプも一緒につけて。


送信した後もずっとニヤつきながら、
画面を見続けていると、
階段からお母さんの声がしてくる。


恵里香の母
恵里香の母
恵里香~いつまで寝てるの、
早く下りてきなさーい


もう起きてるよっ!!
なんて、心の中でツッコミを入れつつ

山本恵里香
山本恵里香
はーい!!待って、今行く!!

大きな声で返事してから、部屋を出た。
リビングで朝食を済ませてから、
ふたたび自分の部屋に戻ってきた今。


クローゼットから、
服を数着ほどひっぱりだして
ベッドの上に広げる。


服がだいたい決まったあとは、メイクだ。


ドレッサーの前に座って、
ナチュラルメイクをしてから
ふんわりと髪もゆるく巻いてみた。


うん、なかなかいい感じ。


あとは、お気に入りのネックレスを
首元につけたら準備完了だ。


家の玄関を出てからスマホを見ると、
俊から集合場所が送られてきていた。


私は足早に、
待ち合わせ場所へと向かった。